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みなさん、頬部脂肪(バッカルファット)についておそらく耳にしたことはあるかと思いますが、今日は頬部脂肪(バッカルファット)の除去について理解しやすいようにQ&A方式で簡単に説明したいと思います。

 

Q 頬部脂肪(バッカルファット)とは?

A 頬部脂肪とは、頬部脂肪に蓄積された脂肪をいいます。

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上の図は、皮膚表面から皮膚層を断面的に描いたものです。表皮-真皮-皮下脂肪-筋肉-頬部脂肪、そして口の粘膜とありますが、一言でいうと、口の中の粘膜の中に脂肪層がありますが、その部分を頬部脂肪といいます。

Q 頬部脂肪があるかどうかはどうやったらわかりますか?

A 口角の横の厚みのある頬肉が頬部脂肪です。

 

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頬部脂肪のある方たちは、“飴玉を舐めてるよう” “ブルドッグのよう” “物を食べる時に口の中の粘膜をよく噛む”といった声をよく聞きます。この頬部脂肪ですが、皮下脂肪とはまた違うため、痩せてもとれないという問題があります。また歳をとるにつれ、下へと垂れてさらにひどくなってしまいます。

Q 頬部脂肪を除去すれば、頬肉がなくなりますか?

A いいえ。その部分を除去したからといって頬肉がすっかり消えてなくなるわけではありません。先ほどの図にもあるように頬部脂肪の位置は、ある一定部分にあります。そのため、取り除いてもその部分だけが減って平らになる程度であり(頬部脂肪を全て除去することはできません)皮下脂肪層に脂肪が多い方であれば、頬部脂肪を除去したとしても決してVラインにはなりません。また、骨格自体が問題である場合、脂肪吸引や頬部脂肪除去をしても望むような効果は得られないことも知っておくべきでしょう。

もし、皮下脂肪自体に脂肪も多く、頬部脂肪もある場合、2つすべて除去すれば、輪郭が卵型になれる可能性があるでしょう。

Q 頬部脂肪除去はどのように進行されますか?

A 手術は簡単です。手術時間は10~15分程度の簡単な睡眠麻酔と局所麻酔で進みます。口の中の粘膜を1センチほど切開し、そこから脂肪を除去して縫合します。溶ける糸で縫合しますが、手術後10日後に抜糸が必要です。

日常生活はすぐに可能ですが、傷が治癒する(抜糸する)までは注意が必要です。長独やうがいは必須で、食事は刺激物を避けるようにします。腫れは少しありますが、頬なので目や鼻のように目につくような腫れはありません。時折、ひどく腫れる方もいて、個人差があるため、事前に知ることは無理ですが、ただ傷は外からは見えませんので、すぐ翌日から出勤する方も多いです。

Q 頬部脂肪除去の副作用はどんなものがありますか?

A 整形手術も外科術であるため、副作用があるとしたら、外科的な手術の副作用が考えられます。炎症、感染、出血、怪死などがありますが、副作用とは本当にごくごく稀に起こるものです。

また副作用とはいえなくても、施術的な部分であるため、以下のような問題が起こる可能性があります

  • あまりに多くの脂肪を取り除いてしまった場合、かえって頬がへこんでしまいますので、適切な量を取り除く必要があります。
  • 脂肪層であるため、危険な神経や筋肉が多く位置するわけではありませんが、下顎側に多くの神経と筋肉が位置しているため、もしその部分を下手にいじってしまった場合、神経麻痺や筋肉が伸びてしまうことがあります。
  • 高齢で老化が進行している方は頬部脂肪を除去しても悩みは解決になりません。垂れた皮膚はリフティングなどで別途解決する必要があります。

 

問題すなわち正確に原因は何なのかを判断した後に、手術方法を決める必要があります。頬肉が多いようだが、それは頬部脂肪のせいなのか皮下脂肪なのか、筋肉まで発達してるせいなのか、顎まで発達しているのか、原因を知る必要があります。

・頬部脂肪が原因であるなら頬部脂肪除去
・顔の全体的に肉が多いのであれば脂肪吸引
・筋肉まで発達してるならばボトックス
・骨格が問題なら輪郭手術

原因によって解決になる手術方法は変わってきますので、まずは専門医に相談して原因が何かをきちんと把握し、本人に合った適切な施術を受けていただきたいと思います。

 


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