両顎手術、入院時の注意事項

今回は両顎手術をした後の入院時の注意事項と、その入院時に持参するべき必需品について紹介したいと思います。なお、両顎手術の入院期間は通常3泊4日です。(手術当日から数えて4日目に退院)

 

両顎手術後、入院時の注意事項

 icon-check-square-o 頭の高い姿勢を維持する

手術を終えた後、入院室でのベッドの状態は常に上半身を45~50度に立てて、頭を高くした状態で横になります。

 

 icon-check-square-o 鼻に鼻咽頭エアウェイ(nasopharyngeal airway)が挿入される

これは術後の腫れによって呼吸困難になるのを防ぐための先制的な処置で、翌日の朝まで装着します。手術部位から染み出る血液や滲出(しんしゅつ)物などがこの鼻咽頭エアウェイを通して流れでてくるため、吸引器をつかって周期的に吸引します。また、術後は鼻や口は乾燥しやすいため、水を飲んだり、水を飲むのが難しい場合は、加湿器の蒸気を吸ったり、唇にワセリンなどのリップバームを塗るといいでしょう。

 

 icon-check-square-o 呼吸の管理

顔には腫れを防ぐために圧迫バンド(包帯など)がされていますが、これは退院時に外されます。この圧迫バンドのせいで口はあけづらく、鼻には鼻咽頭エアウェイが挿入されているので呼吸も辛いと感じます。しかし必要なだけの呼吸が円滑になされているかは測定器でモニタリングし、呼吸管理をしているので心配ありません。

ただしここで重要なのはマインドコントロールです。過度な心配や不安感に襲われますと、息切れや、脈拍が早くなったり、血圧が上がるなど、術後の安全に悪い影響を及ぼしかねませんので、初めは慣れずに呼吸が辛くても、徐々に慣れていきますので、深呼吸を心がけるようにしましょう。

 

 icon-check-square-o 痛みの管理

手術直後から、PCAを利用して痛みは管理されるため、ひどい痛みはないはずです。しかし痛みを感じた場合には、我慢せずに看護師さんに伝えれば追加で鎮痛剤を打ってもらえます。また吐き気を催すこともありますが、この場合も薬を投与することで調節できますので、遠慮せずに伝えるようにしましょう。

 

 

両顎手術 入院時の必需品
・点鼻薬(鼻づまり防止)

・ウェットティッシュ

・ネックピロー

・ワセリン(リップクリーム)