輪郭手術、年齢との関係はあるのか?

近年、輪郭整形への関心が高まり、日本の方たちも輪郭手術をされる方が増えてきました。そんな中多くの方が気にかけることは、年齢との関係です。そこで今日はその部分について記事にしてみたいと思います。

 

輪郭手術は骨の成長後に!

まず輪郭手術が可能な年齢についてですが、大前提として顔面輪郭は骨の成長が終わっていないといけません。普通ですと思春期以降に骨の成長は終わります。もし成長期途中に手術を受けてしまうと、手術後にさらに追加の成長で骨の形も変化してしまうことがありますので、すべての成長が終わった後に手術をするのが良いとされています。

 

問題は年齢よりも肌の弾力!

多くの方が輪郭手術後は、歳をとるにつれどのような影響があるかについて質問されますが、それは恐らく手術時の麻酔のことや、骨の回復において、ひょっとしたら何か問題があるのではないかという心配からくるのだと思います。

これについて言えることは、年齢がいってるからと手術と麻酔自体には特に問題はありません。ただし、皮膚や肉の弾力が落ちている年齢であると、手術の結果としては、骨のボリュームが減った分、お肉のたるみを考慮することは重要です。どうしても肌の弾力は年齢とともに落ちる傾向にあり、それが回復に影響を及ぼすこともあるので、これについてはよく考えて手術を受けることが大切でしょう。

事実、顔の弾力は個人差があるので、実際のカウンセリングを通して診てもらう必要はあります。もし年齢に比べて弾力にさほど問題がないという方であれば、手術を受けても大丈夫です。しかし逆に若い方でも肌の弾力が弱く問題が発生しうる場合には、リフティングを伴った方法で解決しながら手術をするケースもあります。

 

後々、悪影響はないのか?!

また、ごく稀に聞かれることのひとつに、手術後、歳をとっても骨に影響はないのか?と心配される方がいます。輪郭手術を受けていると、高齢で骨が弱くなった時に、何か問題がおこるのではないかと考えるのでしょう。確かに高齢になるにつれ骨のカルシウム成分は減っていきますが、手術を受けたことによる影響は関係ありません。輪郭手術とは骨のボリュームを減らして、骨の大きさが小さくなっただけですので骨本来の機能には何も問題はありません。そのため、日常生活で耐えなければならない力には全くといっていいほど問題は起こりませんので、参考にしていただきたいと思います。

 

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