今日は現在お問い合わせいただいてる女性のヘアライン矯正についてご紹介します。ヘアライン矯正の目的には、“広い額を縮小する” “M字型の額を矯正する” 大きくこの2つに分けられますが、いずれにせよ女性らしい額を実現することが何よりも重要です。では女性らしい額を作るために重要なポイントは何でしょうか?それは細い髪の移植です。
女性のヘアライン矯正の成功へのカギは、細い毛をいかに自然に表現するかどうかにかかっているといっても過言ではありません。自然なヘアラインの具現のためには、額の前部分に最大限に細い毛を、後ろにいくほど太い毛を植える方式で進行されなければなりませんが、これについての認識や経験が不足している病院であると、いわゆるバービー人形のような不自然なヘアラインになってしまいます。
太い髪質の女性でもヘアライン矯正は可能か?
女性のヘアライン矯正術後、自然な結果を得るためには細い髪の移植はもちろん重要ですが、ここでいう細い髪とは産毛のような毛髪をいうわけではありません。ヘアライン矯正は、自身がもっている毛髪を移植するため、自身の毛髪の性質によります。つまり、自身の後頭部の毛髪を前髪へとそのまま移植するため、後頭部の髪の性質がそのまま成長します。しかし、毛髪が本来太い性質だからといって大きな心配はいりません。なぜかというと、女性のヘアライン矯正の場合は、毛嚢分離をする過程で太くて硬い毛髪は除外し、“1毛”毛嚢を選別して細い毛髪から選択し前髪に移植するため、細い髪の移植が十分に可能だからです。
icon-arrow-down ひとつの毛嚢から1本~4本の毛髪が成長します
上の写真をみてもわかるように1つの毛嚢から髪が1~4本が生えているのがわかります。後頭部から、1本の毛からなる毛嚢から4本の毛からなる毛嚢まで様々なものを採取します。これらの毛嚢のうち、1本の毛の毛嚢だけを分類し、またその中からさらに一番細い毛髪を再分類してヘアラインに移植します。
icon-arrow-down 毛髪は採取した後、1毛毛嚢だけを分類します
icon-arrow-down 分類された毛嚢のうち、一番細い1毛毛嚢を額の前側に移植します
実際にヘアライン矯正施術を受けた女性たちの中には、上手くない施術方法で以前よりも不自然なヘアラインになってしまったという被害も多く、病院の選択においては十分な注意が必要です。