美容整形で顔が変わったら、パスポートは作りなおすべきなのか?!

これから美容整形を考えている方、あるいはもうすでに手術を受けた方たちの中には、一度はこんなことを思い悩んだことがあるのではないでしょうか。

整形したらパスポートは作り直さないといけないの??

パスポートの写真と顔が違うって言われて入国出来なかったらどうしよう??

そこで今回は、整形後のパスポートの再発行の必要性について考察してみたいと思います。外務省のホームページにはこれに関する特記事項はみつかりませんでしたので、今回は、高須クリニックの高須幹也先生がお話しされている動画を参考にしてみましたので、まずはご覧ください。

[su_youtube url="https://youtu.be/lQdom3FNdME"]

この動画を見ての結論から言いますと、パスポートはあえて作り直す必要はありません

先生がおっしゃるには、美容整形をして入国審査に引っかかって入国できなかったと言われたことは一度もなかったということです。

  •  icon-comments-o  動画内容のまとめ

    ●数回の手術では別人にはならない(別人になるくらい変わるには、相当手術をしなければならない)
    ●美容整形よりも派手なメイクのほうが顔が変わる度合いは大きい
    ●美容整形をしていなくても10年経てば老化や体重の増減で人の顔は変わる
    ●心配であれば診断書をだします
    ●術前・術後の写真の用意も可能

また先生は、こうもいっています。
「パスポートの写真は凄く精度の高いものではなく、たった1枚の写真ですよ」と。

確かに、韓国の場合ですと2012年から外国人の入国者に対して指紋採取を実施しており、出国時には指紋照合で本人確認をしているので、パスポートの写真と顔が違っていても出国できないということはありません。(もはや写真を見て本人確認をすることに意味をなしていない)

しかしアメリカのような入出国システムがかなり厳しい国もありますよね。そういう国の場合は写真と実物の顔にかなり違いがあると入出国審査時に、追加の調査をする場合があるのは事実です。

またアメリカに限らず、今のご時世ですと武漢肺炎コロナウィルスの影響で、各国の入国審査は以前よりも厳しくなっていることも考えられますので、心配な方や、時間のある方は、パスポートの再発行を申請しておいてもいいのではないかと思います。

何を基準に本人確認をしているのかは各国によってシステムが異なるので、断言はできませんが、美容整形で別人になってしまうほどの顔になるには、相当な金額と時間をつぎ込む必要があるので、目や鼻、輪郭などの手術を数回したくらいでは問題は無いということです。

言えるのは、女性の場合は整形よりも化粧のほうがよっぽど顔が変わるということです。

 icon-hand-o-right まとめ
・数回程度の整形であればパスポートを作り直す必要はない
・心配な場合は、手術の診断書や術前術後の写真を用意しておく
・見るからに別人になってしまった場合はパスポートの再発行も考慮する