【同行通訳】 ミニV(前顎)カウンセリング

先日、前顎(ミニV)のカウンセリング同行をしてきました。前顎の形&長さ、少し引っ込んで無顎に見えるのを気にされており、それを解消したいということで、それを踏まえてのカウンセリングだったのでのですが、各病院の先生の前顎の切骨法の診断がそれぞれに違いましたので、ご紹介したいと思います。

 

まず1件目はTL整形外科です。輪郭でおなじみの先生の診断は、V字切骨法で顎を小さく短くし、後ろに少し移動させるというものです。また、2次角ができてしまわないように、前顎からエラに向かって途中まで削るそうです。この途中まで削るというのは、骨もいくつか層があるのですが、一番表面部分の一層を削るという意味で、ガッツリ削るということではないそうです。そのほうがより自然なラインになれるとのことでした。

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続いて2件目はid病院です。こちらの病院ですすめられたのは、おなじみのT字切骨法です。もちろん2次角が生じないようにきちんと整えるという説明もありました。また、ここではお客様が前からの疑問であった『前顎を前に出すと、横から見た時にその部分が階段のような段になってしまわないか?』という質問をされたのですが、“手術直後は、もちろん段になってしまうが、骨の性質上、時間が経つにつれ徐々に滑らかになっていくので心配ない。また、骨がくっついた後に固定ピンも除去してしまえば、触れたときの違和感は全くなくなるとのことでした。

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最後の3件目はエバーM歯科です。こちらの先生が診断した手術方法は、⌒に切骨する方法です。ここでお客様は、なぜT字切骨ではないのか?と尋ねたのですが、⌒のほうが神経線に触れることなくT字より、より安全に縮小できるからということでした。

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ひととおりすべての病院のカウンセリングを終えると、お客様はすぐに手術する病院を決められてその日のうちに事前検査も受けて無事帰国されました。

ところで、気づいた方もいらしゃるかと思いますが、周った病院は、先日の記事でも紹介した病院と全く同じ3件の病院です。誤解のないようにつけ加えますと、先日のお客様も今回のお客様もご自身で希望の病院を指定されてきてますので、本当に偶然の出来事です^^;

 

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