ふくらはぎ整形 同行通訳してきました

こんにちは。今月はふくらはぎ整形、すなわちふくらはぎの筋肉を縮小する手術同行が相次いでありました。ふくらはぎの筋肉を縮小させるには実に様々な方法があるのですが、今回は同行通訳させていただいた神経遮断術筋肉切除術、この2つの手術をご紹介したいと思います。

 

①ふくらはぎ筋肉切除術

ふくらはぎの後ろ側に2cm程の切開をして、内側と外側の筋肉の塊を除去してしまうため、脚がまっすぐになります。また直接多くの筋肉を取り除くことができるためふくらはぎの縮小効果は一番大きいと言われています。デメリットとしては術後の回復期間が長くかかることと、手術自体が非常に難しいため、経験の豊富な病院が数少ないという点です。

 icon-hand-o-right この手術を受けた方は過去に神経遮断と脂肪吸引をすでに受けられていて、他の病院では再手術ができないと断られたのですが、筋肉切除で有名な病院に行ったところ、先生が「まだ少し取れる筋肉がある」ということで、念願の再手術となったのでした。手術は全身麻酔で進行し手術時間は1時間30分程度です。

 

②ふくらはぎ筋肉神経遮断術

切開をすることなく、細い針を挿入し微細な神経分岐を追跡しながらレーザーで遮断します。施術は局所麻酔で進行し時間は約40分、傷跡はほとんど残りません。術後の回復期間も短いためすぐに日常生活が可能です。ただし、簡単な分この施術は再発する可能性が高いともいわれていますので、施術を受ける際には微細な神経までくまなく探しだせる経験豊富な名医の下で受けることが大切です。

 icon-hand-o-right この手術を受けた方は、ふくらはぎ筋肉の神経遮断術に加え、足首の脂肪吸引もされたのですが、施術は同時ではなく2日にわけて行われました。同時に行ってしまうと患者さんへの負担が大きく歩行が困難になってしまうことを考慮しての先生からの提案でした。というわけで一日目に神経遮断、二日目に脂肪吸引の施術が行われました。

 

百瀬
今回ふくらはぎ整形で同行通訳した病院は別々の病院ですが、どちらも長年、脚を専門に施術してきた病院です。上記で紹介したふくらはぎの手術方法は異なりますが、共通していえることは、術後のストレッチ運動がとても重要だということです。ストレッチ運動が術後の効果(結果)を左右するといっても過言ではありません。ストレッチ方法は病院によって違いますが、教わった方法で数か月間から最長6ヶ月間続けるように言われます。ストレッチはすればするほど効果があがりますので根気よく続けることが大切です。

 

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