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こんにちは。今日は“海外で一人で手術を受けるリスク”についてお話したいと思います。  

病院VS患者 

これは先日、友人から聞いた実話です。ある日本人の方が一人韓国で輪郭整形の手術を受けました。手術を受けて3ヶ月経ったころ、どうも自分が求めていた結果がでておらず、輪郭は余計歪んだように思えます。そこで病院の担当者(日本語のできる韓国人スタッフ)とSNSを通してやりとりを試みるも、いっこうに埒があきません。そこで再び韓国を訪れたのですが、一人で病院に行って話しあうのは不安だということで今回は通訳者を同行して病院との話し合いが行われました。 結果としては、病院の言い分に患者さんは納得しておらず、また患者さんの主張に対しても、病院は当然最善をつくしたというだけで、お互いの話は平行線のまま終わりました。現在患者さんは医療紛争を起こすかどうかを考えているほど思い悩んでいるそうです。 ちなみにこの医療紛争ですが、外国人の方でも申請することは簡単にできます。しかしこの申請が病院に届いても病院が受領しなければ意味がなく、泣き寝入りも同然です。今回のケースを見ても、病院の対応はあくまでも病院側には何も落ち度はないという態度ですので、おそらく医療紛争は成立しないことでしょう。

 

第三者の付き添いでトラブルを回避する

ここで私がひとつ言えることは、“海外では一人で手術を受けない”ということです。たとえ、病院に日本語のできるスタッフがいたとしても過信してはいけません。病院に所属するスタッフは病院側の立場の人間ですので何かあった時に患者にとっては当然不利です。もちろん手術が成功に終わり何も問題がなければ一人で行こうが誰かと行こうが関係ありません。しかし何かあってからでは遅いのです。病院へ行く時は日本語ができる韓国人もしくは韓国語ができる日本の友人など信頼できる人に同伴してもらいましょう。もしそれらの友人知人がいない場合には私のような医療通訳者、もしくはエージェントを通したほうが様々なトラブルが起こるリスクは抑えらえます。 それはなぜか? 先のようなトラブルが生じたのは、病院と患者間のコミュニケーション不足がもととなっていると考えられます。手術を受ける前の段階、つまりカウンセリングの時点において、両者の意見、考えが行き違っていたかもしれないのに、お互いにわかった気にきになっていたことが原因と考えられます。この両者間のズレは手術を終えた後にいくら違ったと訴えても後の祭りです。事前に第三者を連れ添うことで、その第三者にも確認作業をしてもらうことで、そういったズレを防ぐことができます。

 

それでも一人で手術を受けるのであれば?

それでもやはり“私は一人で手術を受けたい”という方へ、私ができるアドバイスは次の3つです。
①必ず何件かの病院を廻って比較検討する
②病院の言われる(薦める)がままに手術をしない
③少しでも不明瞭な部分があれば必ず確認をする
これらを実行する自信がない、あるいは躊躇してしまうというような方はやはり一人では手術を受けない”ことを推奨いたします。 韓国で医療的手術を受けるメリットは多くありますし、私もそのお手伝いをしている立場の人間です。しかしそれはあくまでも安全で後悔のない施術を受けることが前提にあってのことだということを忘れないでいただきたいと思います。  

 

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