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フィラー施術をしてはいけない部位4か所!ヒアルロン酸の副作用について

簡単で安価であることから、いまや多くの美容外科や皮膚科で誰もが気軽に施術を受けられるようになったフィラー注射。

しかしそんなフィラー施術に、警鐘を鳴らしているドクターがいます。そのドクターとは、ブラウン整形外科のキム・テギュ院長です。

先生が“フィラー施術をしてはいけない部位とその理由”について語っているYou Tube動画がとても良い内容でしたので、抜粋してご紹介したいと思います。

 

まずフィラー施術における基本原則は次のとおりです。

icon-check 深く注入してはいけない
icon-check 多量を注入してはいけない
icon-check 何回も繰り返し施術を受けてはいけない

これを踏まえたうえで、ドクターが警鐘を鳴らすフィラー注射をしてはいけない部位!とは・・・

頬骨の前側・ほうれい線・顎先・鼻です。

気になるその理由を説明する前に、まず知っておきたいのはヒアルロン酸は粘性物質であるという点です。つまりとてもやわらかい性質であるため、一箇所に留まらずに移動しやすく、重力の影響を受けて下へ下へとおりていってしまいます。

だからといって額にいれたフィラーが、顎まで下りてしまうのかというと、そうではありません。顔にはいくつか阻止する線が存在するので、その部分で留まるようになります。

時間が経つとフィラーはこの阻止線に移動してしまうわけですが、これを多くの人たちは“吸収されてしまった” “溶けて無くなってしまった”と思い、再びフィラーを注入する⇒移動する⇒フィラーを注入する、を繰り返してしまうのだそうです。

フィラー施術をしてはいけない部位とその理由

①頬骨の前側

この部分は、ボリュームが欲しくて脂肪移植やフィラー施術をするわけですが、ボリュームとは風船のようにただ膨らめばいいというものではなく、面積を小さくしながら形(ボリューム)を維持することだといいます。

脂肪やフィラーを注入すれば、一時は風船のように大きくはなりますが、すぐにほうれい線あたりまで移動してたるんでしまい、長い顔になってしまいます。

 

②ほうれい線

ほうれい線も絶対にフィラーを打ってはいけないという先生。そもそもほうれい線が深い人というのは、その部分の筋肉がよく動く人です。ということは、フィラーを注入しても動いてしまうので、結果、上のほうへ移動してしまいほうれい線は余計に深くなってしまいます。

先生いわく、フィラーの注入は100% 動いてしまうので、ほうれい線には絶対にフィラーを打ってはいけないとのこと。ほうれい線を改善したい場合は、フィラーや脂肪のような形を成していないものではなく、シリコンや骨といった固形材料を入れて、しっかりピン固定をすることを推奨されています。

一般的に『ほうれい線に入れたフィラーは他の部位に比べてすぐに吸収されてしまう』といわれてますが、これは大きな間違いです。無くなるのではなく、移動してしまうのだという認識を持ちましょう

③あご先

あご先にフィラーを入れてはいけない理由は2つあります。ひとつは、骨がエグれてしまう危険です。

ここをクリックすると実物の写真がみれます(※グロ注意)

写真は中国で輪郭手術をしている医師が論文に発表した時の資料写真です。このように骨がエグられてしまう原因は次のように考えられています。

1. フィラーが骨を直接圧迫
2. フィラーが骨を破壊し細胞を集めて骨の吸収を促進
3. 口の筋肉が動くことでフィラーが移動して骨を圧迫

 

あご先にフィラーを入れてはいけない理由のもうひとつは、かたまりになって不自然な形になるためです。

重力によって移動した結果、ポッコリとかたまりになってしまうことは多々あるそうです。こうなってしまうと、フィラーを溶かしたり除去することはとても困難になるので、あご先への注入は絶対にしないようにとのことです。

④鼻

鼻筋にフィラーを注入すると、時間が経つにつれフィラーは広がってしまい鼻筋は太くなってしまいます。たとえそれが形よくキレイに注入されようと、少量であろうと、どのみちフィラーはその形を長く維持することができません。鼻頭の場合も同様で、フィラー施術で鼻をどうにかしようとしても長くは保てないので、やらないほうがいいとのことです。

フィラーの成分は安全?
俗にいうHAフィラー成分の安全性には問題ありません。問題となるのは、フィラーの成分ではなく注入の仕方です。万が一血管に入ってしまったら失明や脳卒中、脳梗塞になってしまう危険をともないます。

 

動画の中で、先生が視聴者に向けているメッセージは以下のとおりです。

  • フィラーの特性をよく知ることが大事
  • 溶けてなくなるというのは嘘!完全に吸収されることはなく必ず体内に残る
  • 施術を受けてみて少しでも問題が起きたり、不満足な部分に気づいたら、即座に施術はそこでストップすること、決して繰り返さない

同業のドクターやフィラーの製造業者からの批判は甘んじて受け入れる覚悟をもってフィラー施術に反対するキム・テギュ院長の言葉にはとても説得力があります。

実際、先生のもとに訪れる患者さんで、本当に必要だと判断してフィラー施術を行うのは、年に3~4名くらいだそうで、ほとんどの方は先生の説明を聞くとみな頷いてフィラー施術をしなくなるのだそうです。

※今回ご紹介したキム・テギュ院長の元動画 icon-youtube-play のリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧になってみてください。(字幕設定から日本語字幕でみれます)
フィラーが問題になれる部位4ヵ所/美容整形外科医者が直接見たヒアルロン酸の副作用 -下-/美容整形外科専門医 キム・テギュ院長

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