You Tube動画でドクターの意見が炎上!フィラーの真実とは!?

皆さんは普段、You Tubeをよく視聴されますか?今韓国では、医者たちが運営するドクTube(ドク=ドクター)なるものがたくさん存在するのですが、医学に関連したことを医者が話すので、信憑性がある!ということで人気が急上昇しています。

そんなドクTubeチャンネルですが、最近、“フィラー”に関する動画で論争がありました。

それは、B整形外科のキム・テギュ院長がyou tubeで『フィラーの副作用?特性?フィラーは本当に慎重にならないといけない』という題目の動画をあげたのが始まりです。

その内容は、人々のフィラーに対する間違った知識について、海外の論文を根拠にあげて、フィラーはむやみに打ってはならないというものでした

そしてそのキム・テギュ院長の動画がYou Tubeに上がってから1週間後、E皮膚科のキム・ジウン院長がその動画の内容に反論する動画を上げたことによって、多くの医者たちの論争が始まったのです。

“該当の論文は不適合であるため、その主張は正しくない”という医者

“キム・テギュ院長の話は正しい”という医者

賛否両論で医者たちが対立しました。そんな医者たちがお互いに異なる主張をするので一般の視聴者たちにとっては、誰の言葉を信じたらいいのか混乱するばかりです。

フィラーの副作用を強調するキム・テギュ院長は、顔の輪郭の専門医であり、反論する医者は皮膚科の専門医ですので、単なる炎上商法じゃないかという声も高まりました。

そこで今回は、その話題になったお2人の先生の主張を、それぞれの動画の内容を抜粋してご紹介したいと思います。

 

まず、キム・テギュ院長のYou Tubeでの主張です。

輪郭手術専門医のキム・テギュ院長 

フィラー施術はよく考えてから受けましょう

キム・テギュ院長は顔の骨すなわち輪郭手術を行う専門医です。

出先: You Tube 의사친[의사사람친구]

一つ目、フィラーは決して吸収されない

フィラーの20~30%は吸収されるのが正しい
時間が経つほどに、自家組織が入り乱れる
初めて打った時と時間が過ぎた後の体積は同じになる

2つ目、フィラーを完全に溶かすのは不可能だ
自家組織と混ざったフィラーは、打つ前の状態に戻すことができない。
フィラーを溶かす注射を受けた患者を手術してみたら、フィラーがそのまま残っていた。
早く溶かせば(自家組織が入る前に)溶かすことができる。

フィラーの副作用が同時にフィラーの特性だということができる。このような点は患者たちに十分に説明をしなければならない部分で、100%吸収されるという広告は間違っている

フィラーが顔に残っているのは、フィラーの位置が変わり続けて顔をダメにしてしまうこともある。
筋肉がフィラーを押してしまう部位にあまりに深くフィラーを打ってしまうと、骨がえぐれてしまうこともある。

フィラー施術を受けるときは注意しましょう

・ヒアルロン酸フィラーは、100%吸収されることはない(手術のために皮膚を切開してみると、溶けずに残っているフィラーを確認できた)
・多くの人がフィラーは吸収されて無くなると考え手軽に受けてしまうが十分に注意が必要だ

 

皮膚科専門医のキム・ジウン院長

フィラーは心配せずに受けてもいい

キム・ジウン院長は、皮膚科施術を行う専門医です。

出先:You Tube 피부과전문의 닥터필러 EVERskinclinic

ヒアルロン酸フィラーが使用されるようになって20年を超えるが、顎が凹んでしまうケースはなく、該当の論文は信用することができない

フィラーによる顎の凹みより、顎の補形物(シリコンなど)による凹みの可能性のほうが高い

フィラーが広がって垂れるという話は事実ではなく、フィラーがなくなったことで自家組織で代替されたとみることができる。

動画で言及されている論文は、人のケースとは異なるため、フィラーが広がるとは考え難い

フィラーは、補形物を挿入するよりも拒否感も小さく、炎症反応と石灰化反応はないという論文がある

フィラーの開発が、自家組織でさらにいい代替になる方向へ向かわなければならないという論文の結論があり、このようなフィラーの効果を認証している

フィラーは、完全にあるいは部分的にでも元に戻すことのできるプチ施術である

フィラーが吸収するまでにかかる時間、時間の経過で見える形、自家組織の形成程度は、個人の皮膚弾力と厚さ、フィラーの種類、施術方法によって千差万別だ。つまりこれはフィラーの問題ではない。

・フィラーは、むしろ補形物よりも安全であることは証明されており、フィラーを悪者扱いする要素はない
・副作用を減らし、施術を受けるかは個人の選択だ

 

いかがでしたか。このお二人の先生の意見を聞いて、皆さん、フィラー施術を受けてもいいものかどうかさらに混乱したのではないでしょうか。

私が思うに、キム・テギュ院長の動画には次のような意図があったのではないかと思います。

それは、多くの人たちが顔面輪郭の手術については、副作用についてよく調べたり、十分に危険だということも承知したうえで、手術を決めるまでにもかなりの時間をかけて悩むのに対して、フィラー施術は費用も安く手術の過程が簡単なのはもちろん、吸収したりいつでも溶かすことができる話を、あまり疑問に思わずに安易に決めて受けてしまう人が大勢いるということです。

しかし、そのような広告や謳い文句は間違いであって、このような事実はあるから、ちゃんと考えてから受けなきゃいけませんよ!ということを訴えているのだと思います。