腫れ方に左右差がある?その理由

先日、日本の友達とLINEでこんなやりとりをしました。

 


地元の友達が、眼瞼下垂の手術をしたらしいんだけど、目の形が左右非対称になって悩んでるみたいなの。それで病院に行こうとしてるんだけど、何かアドバイスない?


その友達はいつ手術したの?


1週間前だって


1週間しか経ってないなら左右非対称なのは当然だよ。まだ腫れが残っているせいだから、腫れがひくまでもう少し様子をみたほうがいいと思う。

 

目の手術を受けた方の約9割の方が同じように心配するといってもいいのが、この左右差(非対称)です。両目の腫れ方が左右で違うため、

“手術が失敗したのではないか?”
“左右差のあるままだったらどうしよう?”
 
このように心配になったり不安になったりする方が多くいらっしゃいます。  ダウンタイム中というのは、ちょっとしたことで敏感になり不安な気持ちになりやすいので、理解はできます。
しかし、腫れ方が左右で違うのは決して異常なことではありません
 
整形手術後、左右のうち片側だけがたくさん腫れるというのはよく起こります。それはむしろ正常なことであって、大多数の方がそうだといえます。人の顔というのは、皆少しずつ左右が非対称の状態です。先天的な理由あるいは日常生活の習慣や悪い姿勢、疾病といった後天的な理由で私たちの体は左右の骨、筋肉、皮膚は少しずつ異なります。完璧に左右対称の身体、パーツを持った人はいません。
 
手術を行う先生は、そういった左右差を考慮しながら、そしてできるだけ左右差が小さくなるように合わせようと手術を行いますが、それはどちらか片側の損傷が大きくなることにもつながります。左右で損傷する程度が異なるということはすなわち、左右の回復にも差が生じます。
 
であればその回復期間中に手術が失敗したのかどうかを判断することは次期尚早であることがわかります。腫れが引く速度というのは、個人差がありますが、正確な手術結果を判断するにはだいたい6ヶ月が必要です。
 
大切なことは、毎日鏡を見てストレスをためることではなく完全に回復するまで十分な時間と余裕をもって過ごすことです。それでもどうしても気になってしまうという方は、写真などで経過の記録を残してみることで、毎日少しずつの変化や左右差が無くなっていくのを確認できて、手術の結果を楽しみに待てるのではないかと思います。