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手術を受けた方が、手術をして数日経ったころに “手術が失敗したのではないか” “再手術を考えているがどうしたらよいか”という相談をしてくることがあります。皆さん、まだダウンタイム真っ最中で、全然腫れは引いてませんし、内出血もあります。抜糸を終えた傷口もまだ癒えていません。手術してから1週間足らずしか経っていないに、失敗したんではないかと焦って不安になる方は実際に多くいらっしゃいます。

このように、あまりにも時期尚早な判断で相談をされてくる方へ、私はいつもこのように伝えています。

『とりあえず3ヶ月は経過を待ってください

これは誰もがそうなのですが、手術後というのは、相当に敏感になってしまいます。ですが、ちょっと考えてみてください。例えば転んで膝がすりむけたり、カッターで指を切ってしまった場合も、傷はすぐに完治はしません。出血したら、血が固まってカサブタができて、そのカサブタが剥がれるまで待たなければなりません。そしてカサブタが剥がれて小さな傷跡が残ることもありますが、その傷跡も時間が経っていくにつれて、どんどん薄くなっていつかは目立たなくなります。

整形手術も同じです二重埋没のように糸の縫合だけの簡単なものもありますが、多くの手術は切開して皮膚を剥離したり、何かを除去したり、削ったり、あるいは補形物を入れたりして最後に縫合します。とても数日で治るはずはありません。そして手術した傷跡というのも1ヶ月やそこらで完璧になくなったりはしません。

『左右の二重ラインに左右差があるんですが…』

『鼻の手術をして20日経ったのに、まだ鼻先が腫れています…』

このような症状を訴える人も、十分な時間が経過していなければ当然のことです。どんな手術でも皮膚組織が回復したり、腫れがすべて引くのに要する期間はだいたい3ヶ月といわれているため、腫れが残っていれば左右差があるようにも見えてしまいます。そのためどこの病院でも『手術の最終結果は3ヶ月~6ヶ月かかる』といった説明をしています。

 

整形は“待つこと”も大切な自己管理といえます。炎症などの深刻な問題が発生しない限り、まずは経過を待ってみてください。待つ間も手術したことばかり考えていれば、長く感じ、神経を使っていらいらして、憂鬱になりがちです。しかし、せっかく綺麗になろうと受けた手術なのですから、自ら精神的に追い込んだり、がんじがらめにしないで、一旦、整形したことは忘れて楽しい毎日を過ごしてみてください。

これからもしあなたが整形して間もない時に、不安になったり、焦りを感じたら、とにかく今は待つ時期なんだ”ということを思い出してください。

 

 


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